CREOLEs

ニンジン

※情報は一般地(栃木県宇都宮市)のマルチなしの露地栽培です。

科 名 セリ科ニンジン属
品 種 ちはま五寸(3月)筑摩野五寸(7月下旬)、アロマレッド(7月下旬)、ひとみ五寸(9月上旬)
育て方 人参は春と夏にまける。春は3月上旬、夏は7月下旬にまく。草取りは大変。スジを作ってまいて、あとから草取りと間引きをして収穫するのが良い。春はどんどん収穫するが、秋以降は畑の中においておけるので春までに収穫したい分だけ収穫する。
種とり 夏にまいたものなかで11月以降良い形の物を選んで、他に移し替える。翌年の初夏ごろ花を咲かせて実になったら収穫。ニンジンのタネは種子ではなく実。
保 存 冷蔵庫
食べ方 なんでも
その他 肥料分の多い土地では形の悪い人参ができやすいので、やせた土地、石が多くないところでつくるようにする。

≪ 親向け ≫

クレオールでは、春は穴あきの黒マルチ、夏は6月になったら透明マルチを張りひと月以上かけて太陽熱を利用した抑草をしている。抑草の効果は地表から5cm位と聞いているので種まきの際にあまり表面の土をいじらない。マルチの上に雨がたまるとそこの下は草が生えやすいが、透明マルチをはがしたときに丁寧に草取りしておけば抑草の効果としては問題ない。そのあと全く草取りの必要がないわけではないが大幅な作業効率性は期待できる。原理としてはマルチで高温になった地表の草のタネが死んで発芽できなくさせる方法。しかしその下に埋もれている種は条件が揃えば発芽できる。点まきの場合は株間条間10cm位あれば十分。すじの場合は条間を10cmとって、間引くときに株間が10cmになるようにすれば良い。その他、秋の9月上旬にまくと大きさは期待できないがまだ収穫はできる。10月に播いた分は冬の間トンネルをつくれば春先3月位に収穫できるそう(未実施)。