エンドウ
※情報は一般地(栃木県宇都宮市)のマルチなしの露地栽培です。
科 名 | マメ科エンドウ属 |
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品 種 | 絹さや、スナップエンドウ、グリーンピース |
育て方 | 11月上旬に畑にまく。ポットで作る場合には10/20頃にまく。種は2粒ずつにして株間は60cmにする。間引きはしないで2つのままで。春になって、株がつるを伸ばしてきそうになったら株の南側か東側にネットを張る。つるが太陽に向かって伸びるから。ネットに巻きつかなつるは手でクルクルっとネットに巻き付けてあげる。 |
種とり | 収穫しないで残しておいた充実していた実が、梅雨明け後腐らず乾燥されて収穫でできたらそれを保存。 |
保 存 | 冷蔵庫 |
食べ方 | スジをとってから |
その他 | 秋の種まきに間に合わなかった場合には、春さきにまける品種もある。こちらはあまり伸びていかないので支柱だけで大丈夫。 |
≪ 親向け ≫
冬越しのポイントは株を大きくさせないこと。株は小さいほうが寒さに強い。そのため早播きはしない。11月までに畑の準備ができていればポットを使わないで直接播いてみる。ポットからだと移植時の不活着のリスクあり。春は、ネット張りの前に株周りの除草をする。ネットを張った後は、もしあればもみ殻などを敷いてみても良い。また、時期的には株元南側か東側に、ラディッシュやカブを2月下旬頃撒いてみても良い。ちなみにスナックエンドウはある種苗会社がつけた名称。もともとはアメリカから入ってきた「Snap Pea」から。スペインでは若鞘の中で粒々感があり畑のキャビアとよばれる「ギサンテラグリマ(涙のエンドウ)」という出荷形態がある。また新芽を「クレイジーピー」としても引き手あり。鞘がパンパンになればグリーンピースとしても出荷できる。その場合、スナップエンドウのほうが甘味があるが丸くなく四角になってしまう。