ダイコン
※情報は一般地(栃木県宇都宮市)のマルチなしの露地栽培です。
科 名 | アブラナ科ダイコン属 |
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品 種 | 青首大根、三浦大根、辛味大根、紅芯大根 |
育て方 | 3月20日と8月20日が種まきの一番わかりやすい目安。土をやわらかく掘り起こしてから2粒まく。余力があれば畝を立てるが平地でも大丈夫。土が固かったり、石がゴロゴロしていると真っすぐな大根ができにくい。真っすぐでなくてもいいならどこに植えても良い。その後は、芽が出て少し大きくなったら間引く。あとはたまに草むしり。引き抜くときは、少し回しながら抜くと抜きやすい。折れたら土を掘って掘り起こす。無駄にしない。 |
種とり | 畑に残しておいた大根や掘って違うところに植え替えた大根がまた葉を伸ばし、花が咲き、実を付け固くなったら刈り取って少し乾燥させたら収穫。抜いた大根は葉から30cm位残して植え替えればOK |
保 存 | 葉付きは切り取って別々に保存。付けておくと葉から水分が逃げる。切ってないダイコンは新聞でくるんで冷暗所に。切った大根はラップでくるんで冷蔵庫に |
食べ方 | 煮物の具、おろし |
その他 | 別名すずしろ。古くは古事記に記載。消化酵素のジアスターゼを含むが熱には弱い。根も葉もビタミンCあり。葉っぱも大事に食べること。春大根で種まで取れたらカイワレ大根に使えるので種まで収穫。その後はタッパーに脱脂綿を敷いて十分に水をしみこませる。銀紙を植えにかぶせて芽が伸びてくるのを待つ。その後は銀紙を剥がして伸びて青くなった葉をハサミで切って料理に使う。春先、抽苔したところからさやも利用できるが、花が咲き終わるころになると筋張って食べにくくなる。 |
≪ 親向け ≫
土を耕耘するにしても、雨が降った時排水性があるか知っておく。なかなか水が引かない土地なら畝をあげてその上に種まきする。肥料はいらない。大きかろうが小さかろうが、数十粒まいておけば、十分食べるに困らない。3月頃まで畑においておけるので、欲しい時に畑に取りに行けばよい。余るほど作りたければ、形の悪かったものは切り干し大根にする。寒いところだと地上部分は肌荒れするが、地中部は変わらず食べられる。売っているものは薄いものが多いが、7㎜角程の厚みで6cmくらいの長さにして切り、秋冬の晴れが続く日に天日干ししておけば5日程度で良いものができ上るはず。できたものはジップロックにでも入れて冷蔵庫で保存。味付けなどしなくても子どもの良いおやつにも大人のお酒のおつまみにも、食卓の材料にもなる。