CREOLEs

カボチャ

※情報は一般地(栃木県宇都宮市)のマルチなしの露地栽培です。

科 名 ウリ科カボチャ属
品 種 日本系(元は外国から)、西洋系(アメリカ由来)
育て方 4月中に小さなポットに種まき。根がしっかり土に抱きついていれば畑に。2つ以上の苗は100cmはなしてあげる。苗が元気に育ち、ひょろ長くのびていきそうになったら最初で最後の草取り。ツルがあっちこっちに伸びてしまったら伸びてもらいたい所へ連れてってあげる。そのときツルから出ててる小さな根っこは土からはなしてあげても大丈夫。ツルに花が咲き小さな実を付けたら約45日位で収穫。収穫のタイミングはカボチャとツルをつなぐ部分が緑色から木の皮のような色になって固くなったら。
種とり 着果後50~60日を目安に収穫。2週間程度の追熟期間を経て採種。カボチャは味をみて採種できるので気に入ったものから採種すればよい。カボチャは充実したものでもタネが浮く。充実した菊座かぼちなら一つで300個くらいタネが取れる。
保 存 切ってなければそのまま日陰の涼しいところに。切ってあったら種を取り出して冷蔵庫に
食べ方 煮っころがし、みそ汁の具、スープ。未熟化をズッキーニとして(マビッキーニ)
その他 南北アメリカ大陸生まれ。昔日本では土手の余ったところに、ポイと種を撒いただけで育てた。太陽があたりにくいお尻は色がつかないで黄色いままのものもあるが、中の具合がそれでわかるためラッキー。皮の黄色と中の黄色は同じ色。収穫からひと月後くらいまってから食べたほうがおいしい。

≪ 大人向け編 ≫

3月、4月になるとカバーをしたりして遅霜から守る風景もあるが、4月から5月にゆっくり種を播いても十分。早播きするとそれだけ資材が増える。収穫期は最後の草取り後に伸びてきた草と共存状態に。スイカマットなるものを敷くときれいな姿になるが、追熟具合はわからず。家庭用ならそのまま放置して、お尻の色が違うほうがおいしい時期がわかる。また、追熟させ過ぎて水っぽくなってしまうものも。皮の色はマットで艶消しのようなものが良い。蔓に成らせる実の数は、理想は親ずるの15節目あたりの一つだけ。その場合は親ヅルから横に伸びる子ヅルは実のなっている個所を残しすべて取ってしまう。欲張って2個以上とりたい場合①親ヅルに2個ならせる②カブ元に4~5本の子ヅルの中から元気のよい子ヅルを2~3本残し1ツル1個つけ、親ヅルになる予定の芯は掻いてしまう。さらに欲張りたいときは1ツルに2個つける。カボチャは実の前後5枚ずつの葉で栄養を吸収するので、最後の実から先の葉五枚残したらその後は切っても良し。残しておいても草同様邪魔になったり栄養が集中されないので頃合いをみて除去。