CREOLEs

活動コア【 COI 】

 活動コア( COI:Communaute pour Organiser les Isoles : Community Organised Isolation )は、地域内の孤立を有機的な活動に結び付けていこうと独自に考えたコミュニティー(共同体)作りです。コアという名称については、フランス語の「ともに、相互に」を意味する接頭語CO-(コ)と私を意味するMOI(モア)を融合させCOI(コア)としました。この共同体の主体は「私」でも「私たち」ではありません。「私」や「私たち」という言葉にはそれ以外という疎外のニュアンスが含まれるため、造語として共同体の主体COI(コア)を作り、「私」であると同時に「あなた」でもあり、それが地域内の「核(コア)」として機能してほしいという願いが込められています。
 なお、COIのスペルはフランス語でセオイと発音します。そこから連想できる「背負い」という言葉から、時には仲間の辛さや困難を一緒に背負い、負担を軽くすることができるとも考えています。
 ※活動コアは収益事業ではありませんが、個人としての菊池が季節野菜のクレオールという事業体を使って、地域内にある社会的孤立という問題に対して行う社会活動の一環です。内容についてはいまだ不完全なため、その中核的な理念を記すにとどまっていますが、将来に向けて少しずつできることを考えて実践していくためのものにしていきたいと思います。


・コミュニティーのあり方

 自由を基本とし最初に決まり事は作りません。COIメンバー同士が共に「まねぶ(真似て学ぶ)」ことを通して実践していきます。それはCOIメンバーのみならずすべての生活者が実践できることですが、メンバー同士は互いに教え教わる関係となります。いつかは安心して学べる寺子屋のような場所も提供していけたらと思います。

・COIメンバーの条件

 メンバーの条件はなく、入会という手続きはありません。参加は自主的な意志のみとし顔の見える活動を基本としそれぞれができることをします。

1.共有する自家消費用菜園

 クレオールが農業を通して学んだ知識と経験を活かして、COIメンバーが自主的に自分で食べる野菜を作る活動です。土地の確保ができれば野菜だけでなくお米をはじめとした穀物も生産可能と思われます。余裕がある方は、農業者の(例えばクレオールの)作業の手伝いも可能です。

2.遊休物の循環

 ものを無駄にせずMOTTAINAIの精神から、COIメンバーが保有している遊休物をその経過度合いに関係なく必要とする者がいればその方に使っていただく声掛けをします。

3.働ける仕事づくり

 理想的には、コミュニティーを通してCOIメンバーはそれぞれが収益事業を考えることができます。まずは様々な活動に参加することで知識や経験を得ます。また、すでに収益事業化しているメンバーのところで無償の(メンバーの負担を作らないため)サポート参加を申し出ることができます。そこで醸成されたアイデアをもとにして自らの仕事を立ち上げてください。

5.小昼飯「コジハン」

 コジハンとは「小昼飯」の方言です。これは間食のことで、肉体労働を基本とする農家が10時や3時にとっていた間食のことを差します。各家庭での食事はもちろんですが、地域内では食事に困っている方もいるかもしれません。その場合におにぎりや漬物などの軽食を原則として必要な方にこの小昼飯を提供できる体制をつくります。コメ作りが本格化すれば十分な量のお米は確保できるはずです。どんどん価格が下がり続け、主食としての地位も危ういお米ですが、生産者としては仲間をまかなうくらいのお米はきっと十分に確保できるはずです。また言葉としては本来の意味とは少し違いますが、使われなくなっているだろうこの言葉をリサイクルするつもりで使います。